『ねずみくんとホットケーキ』なかえよしを/上野紀子

ガールフレンドのねみちゃんは、お料理が上手なんだって! ねずみくんはりすさんやぞうさんたちと一緒に、みんなでねみちゃんのお料理を食べに行くことにしました。
「ぼくはバナナのお料理がいいな」
「わたしは、クルミのお料理がいいな」
「ぼくは、チーズのお料理がいいなあ」
口々に自分の好きなものを挙げるみんなに、ねみちゃんは困った顔。それもそのはず、だってねみちゃんはねずみくんに「ホットケーキ作るの」って言ったはずだったのですから。さて、ねみちゃんは何を作ってくれるのかな…?
『ねずみくんのチョッキ』に始まるねずみくんシリーズの第14巻目。やわらかな鉛筆で描かれたかわいくて親しみやすいキャラクターたち、シンプルな文章でさらりと読ませるほのぼのした絵本です。
ねみちゃんは「ホットケーキを作る」とねずみくんに伝えたはずだったのに、「お料理上手」ばかりが印象に残ってしまったねずみくんは、ホットケーキのことをすっかり忘れてみんなを誘ってしまいました。だからみんな口々に勝手なことばかり言っちゃうのです。ホットケーキの材料しかないし、でもみんなの要望にはできるだけこたえてあげたいし…。悩みに悩んだねみちゃんの解決策に、みんな大喜び。「おいしい〜!」と喜ぶみんなに、ねみちゃんはひと安心するのでした。
名作絵本といえば必ず取り上げられる「ねずみくんシリーズ」なのに、そういえばなぜだかわが家ではあまり読んだことがありませんでした。たまたま図書館でこの本を手にとって、わたし自身がホットケーキに目がないこともあり、すぐさま借りてきました。5歳の長男も2歳の次男も大喜び。シンプルなお話なので、楽しめる年齢層はかえって幅広いのかもしれません。
黒、黄、赤の3色印刷なのに、描かれたホットケーキのおいしそうなこと。読み終えるとホットケーキが食べたくてたまらなくなります。
読み聞かせは2歳ごろからどうぞ。
▼オススメ度
よん(母)------------------> ★★★
ルンバ(長男/5歳5カ月)-> ★★★
パルタ(次男/2歳5カ月) -> ★★★
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▽ なかえよしを(作) 上野紀子(絵)/ポプラ社(2000/09)/印刷:瞬報社写真印刷/製本:大村製本
▽かな/32ページ/25cm
▽なかえよしを プロフィール:神戸生まれ。日本大学芸術学部美術科卒業。
▽上野紀子(うえの・のりこ)プロフィール:埼玉県生まれ。日本大学芸術学部美術科卒業。
▽関連情報
ねずみくん公式サイト






























